大学受験にとっての「過去問」の重要性

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受験勉強と過去問

受験勉強は「過去問」に始まって「過去間」に終わる!

 試験に出る問題を解くのが大学受験勉強です。「過去問」にはその試験の出題傾向が網羅されています。知っておくベきです。
 運転免許の学科試験を受けるときに法令集を読む人はいません。みんな手っ取り早く過去問を集めた問題集に目を通そうとするはずです。
 ところが、不合格になる人が結構います。免許の学科試験は50問中45問、つまり90点が合格ラインですから、「交通法規なんて常識でわかる」と高をくくった人は落ちます。実際に問題集を解いてみると、答に迷う設問がいくつかふくまれていて「意外にむずかしいんだな」と気がつくのです。
 試験というのは曖昧な知識が通用しません。○×式の設問でも答に迷うのが10問くらいは混じっています。ここで半分間違えたらもうあとがないのです。過去問を数多く解けば、この曖昧な知識がしっかり定着します。しかも、迷いそうな10問とよく似た問題がたくさんふくまれていますから、確実に合格ラインに届くのです。

「過去間」を解けば、あと難点必要かがわかる

過去問で大学合格
塾でも良くやっていることですが、いまの自分の実力を知ることが大学受験勉強の第一歩です。いま受ければ何点取れるか、その結果によって勉強のやり方が決まります。
 たとえは社会保険労務士の試験は労働基準法、雇用保険法、厚生年金保険法、労務管理といった分野の7科目から出題されます。選択式と択一式の問題があって、どちらも合格ラインゃ各科目の最低合格点が発表されています。合格ラインは年によって変動しますが6〜7割の得点で合格することがわかっています。
 そこで過去問を解いてみれば、自分が合格ラインまで何点不足しているか、最低点をクリアできない科目は何か、いまの実力なら大丈夫そうな科目は何かといったことがわかってきます。
 それによってどの科目に重点を置いて勉強すればいいかがわかりますから、試験日までの学習計画が立てやすくなるのです。
 つまり大学受験受験勉強というのは、「合格ラインと自分の点数のギャップを埋める勉強」ということになります。

5分考えて解けない問題は答を見るべし!

過去問の勉強法
 わからないことや覚えていないことは、いくら答を考えてもムダです。ここで長く考えるクセがついてしまうと本番の試験で時間が足りなくなってしまいます。
 問題を解けないときはすぐに答を見ろ、という意味ではありません。記述式でも○×式でも自分の知識や記憶を整理して答を考える時間は必要です。
 でもそれは、せいぜい3分から5分にしてください。少し考えれば思いついたり思い出すこともあるからです。
 5分以上考えることは、自分の理解力で問題を解こうとする態度になります。これはこれで勉強する態度としては立派ですが、大学受験受験のための勉強法としては間違っています。問題を解くのはあくまで、答や解き方を覚えるためと、いまの自分の実力を知るためです。
 したがって「暗記もの」の問題は覚えてないとわかったらすぐに答を観て下さい。これは思い出そうと考えるだけ時間のムダで、たくさん問題を解きながらどんどん覚え、不安ならカードをつくってスキマ時間に復習する方法が効果的です。

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