今、「ニュートン式学習法」という学習方法が話題になっているのをご存知でしょうか。
このサイトでも紹介している天王寺の「修慶塾」という学習塾が積極的に取り入れている学習方法で、村山愨さんという方が創設したものです。
そんなニュートン式学習法にとはどんなものなのかをご紹介したいと思います。
自己学習能力を身に付ける
自己学習と聞いて何をイメージしますか?自習?宿題?
自己学習能力というのは、自習や宿題などの概念とは根本的に違います。漢字だけで見ると「自分で学習する力」と書きますが、これはただ単に自分一人で勉強をするということではありません。
わからない問題に対して自分自身で記憶し、理解を深める能力ということです。つまりそう行った勉強に対する姿勢、意識を身に付けるということです。「わからない → 教えてもらう」ではなく、「わからない → どこがわからないのか → なぜわからないのか → どうすれば理解できるのか」を自分自身で探していく力です。
このプロセスを踏むことによって、理解力は深まり、集中力も高まります。
このプロセスを自然に勉強で行えるようになるのが、ニュートン式学習法です。
しかしこの自己学習能力を身につけるためには、学習する環境や、考え方がとても重要になります。
少人数で生徒一人一人の学習管理を行う
ニュートン式学習法を積極取り入れている修慶塾では、1つの教室に生徒さんは36名までと制限しています。なぜかというと、これ以上増えると、生徒さん一人一人のことを先生が見られなくなってしまうからです。
生徒さんを多く入れ過ぎてしまうと、どうしても生徒さん一人に費やす時間は短くなってしまいます。これは学習する上であまり環境がいいとは言えません。
ですから生徒さん一人一人に細かい学習指導・管理を行える環境を作ってくれています。
この修景塾は大学受験にめっぽう強いと評判の塾ですが、このような生徒さんの学習力を引き出す環境が、勉強に対する集中力を高めてくれているのかもしれません。
ニュートン式学習創設者の紹介
ニュートン式学習法の創設者である村山愨さんについてご紹介したいと思います。
村山さんは「学びのすすめ」という書籍を出版しています。本の出版や「学び方の科学」の研究が発表されることで、学校や学習塾、また家庭教師などでもニュートン式学習法を取り入れるところが増えてきました。
村山さんは自己学習能力をつけることができればほぼ100%で現役志望大学に合格できる!と自信を持って提言されています。
多くの受験生の方に、一人でも多くこのニュートン式学習を取り入れて現役合格を目指してほいしと思います。