試験会場の下見はすでに本番の一部と思え
自宅やホテルから試験会場への道順を確認したり、電車の所要時間を確かめるだけが下見ではありません。
本番と同じ状況を想定して不安のないように備えてください。
会場の下見は試験が行われる「曜日」と「時間」に合わせて実行してください車の混み具合や、交通機関の所要時間も本番と同じものを体験しておかなければ下見になりません。
たとえば昼にのんびり下見しても、当日は通勤ラッシュで予想外の時間がかかることもあります。
駅からの道順も同じで、人通りの少ないときに下見すると混雑したときに目印の看板やコンビニを見落とすことも起こりうるからです。
会場内の下見が可能でしたら、かならず中に入ってみてください。
教室の場所を確認しておくだけでも安心します。とくに大事なのはトイレの場所です。
試験当日は休憩時間のトイレが混雑しますから、事前に場所がわかっているだけでもあわてずにすみます。
昼食をコンビニで買うつもりならその場所も覚えておくこと。
昼休みに休憩する場所も決めておくこと。そういった入念な下見が本番での落ち着きを生み出してくれます。
試験当日、ティッシュは余分にもっていくべし
冬の暖房、夏の冷房など外気と会場の温度差が大きいことはしばしばあります。
すると鼻水が出やすくなります。グズグズした鼻では試験に集中できません。
当日のもち物チェックは前日にリストをつくって入念に行ってください。
とくに忘れやすいのがティッシュと予備の消しゴムです。会場で消しゴムを落としたら大いに困ります。
使い古して丸くなった消しゴムより、角のある新品の方が便利。
ティッシュは鼻水対策だけでなく、お腹の調子が悪くなったときにトイレットペーパーが切れていても代用できます。
いざというとき安心できるのです。
もち込み可能なものは受験要項に明記されていますから、たとえば鉛筆削りのようなものでも可能とあれば迷わずもち込んでください。
とにかく本番で忘れ物をすることぐらいバカバカしいミスはありません。
受験票はもちろん、財布や指定された筆記用具、あるいは電卓や辞書のもち込みが許可されている場合もありますから、くれぐれもチェックを怠らないことです。